『アリス達の居る風景 ~鎌倉電人宮初参拝~』
作者:小椋正雪さん
第 10 位(56.91 pts)
Revinさん
(10点)
文章力はピカイチ。
キャラの書き込みもピカイチ。
話は薄いが、作者がちゃんとその薄さに見合った深刻さにしかしていないので、薄さが気にならない。巧緻だね。
分量に対して時代設定についての説明が多いのは気になったけど、小さな瑕疵。
島さん
(7点)
世界観のつくりがしっかりしてると思いました。
もうちょっと長くこの世界の様子を眺めていたかったです。
もえもえおさん
(10点)
全作中ベスト。大賞。
用意された設定と描かれた物語のバランスが素晴らしい。
自然融合都市などSFチックな表現が出てくるが、読者は自然についていける。
あくまで本流は、近未来的な要素より自然や人にあることが文章末からも伺える。
また、文頭と文末で鋼色の髪の毛の表現が呼応しているだけでなく、
文末では黒髪も同時に表現しているところがにくい。味わいがある。
細かく現代的なキーワードが盛り込まれているが、安っぽさは感じられず、
勢いで書かれた印象もない。
文句があるとすれば、もっと間に展開を織り交ぜて長編にしても良い作品だった。
今回のWeb大賞というくくりの中では、相対的にも絶対的にも文句なしの大賞。
シャイさん
(5点)
設定はすごいと思ったけど、話が物足りませんでした
消防車さん
(6点)
もう少し設定が生きていてほしい
柳本らいむさん
(5点)
近未来SFは読んでて面白かった。
エッセイに近いかも。
ドブ川グループさん
(10点)
設定と背景に惹かれ、とても面白く読めました。
続編を見たくなる素晴らしい作品だと思います。
また、自分でもこの世界観で書きたいと感じました。
ustreamer-?????さん
(9点)
近い未来に現実になったらいいなと思いました。
はないろ すずはさん
(8点)
主人公の苗字が読めないので、出てくる時に読みを考えなくてはならなく、読み進める障害になった。意味の分からない横文字があり、調べる必要があった(丸括弧つきで説明されているもの以外は実在する言葉をあてはめたのかと思ったが)。展開がベタだけど、それが良かったと思う。
海苔と酢さん
(9点)
・文章が上手い
とっても慣れている感が滲み出ている。
いやぁ、すごいなぁ…… 感服!
助動詞落ちを一個見つけたくらいしか、文章で突っ込みたいところが無い。
あ、でも最初の「~、世間的に見れば普通の朝である」の「普通の朝」がちょっと引っかかった。
「普通の」は小説ではややNGワードにあると思う。
・設定がいかしきれていない
蓮太郎が文武両道設定である必要性を問いたい。
ちなみに、そうだからと言って高価なアリスを所持している理由に直結しないと思う。
まあ、なんらかの関係があるんだろうということくらい……。
他にも、続編を匂わせるというか、これだけで完結してないっぽさがすごくある。
結末後をごく自然に想像してしまうような小説が良い小説なんだと思うけれど、
これはここで完結というにはあまりに説明不足だと思う。
これから二人はどうなるのかなあ、ではなくて、これからどんな設定が明らかになるのかなあと思ってしまう。
・個人的な好み
基本的に、ライトノベル(っぽいものも)が苦手。
とらえどころが無いというか、リアリティーが無くて、いまいち入り込めない。
自分に想像力が無いのかもしれない。
konohaさん
(6点)
鎌倉の風景をいろいろ思い浮かべながら読みました。
電人宮での3人のやり取りの温かさがよかったです。
時代設定は少し伝わりにくいかなと思いました。
junjunjunさん
(4点)
抑揚なさすぎ
設定はおもしろい
モグさん
(8点)
これすごい。
お林さん
(5点)
SFの宿命のようなものかもしれませんが、設定の説明が多く、後半の展開がやや急に感じました。
「潜る」「貌」「御社」など読みが複数ある単語は、ルビが使えない以上、ひらいた方が良いのではないでしょうか。
Foolisさん
(4点)
機械と人間との差異についての話かな、とおもったらそこにはあまりつっこまなくて残念だな、と。
雰囲気は好きですが。
有効票
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3 点
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キャラの書き込みもピカイチ。
話は薄いが、作者がちゃんとその薄さに見合った深刻さにしかしていないので、薄さが気にならない。巧緻だね。
分量に対して時代設定についての説明が多いのは気になったけど、小さな瑕疵。