ストーキング・シンキング

ねーよｗｗ

ニヤニヤ度は高い。

最初から最後まで楽しく読みました。
文章がスッと頭に入ってくるし感情も風景もリアルに感じられて感情移入しつつ読みました。
欲を言えば、御礼のぬいぐるみの中に盗聴器やカメラが仕込んであって、女子高生の私生活を盗撮するなどというくだりがもしあったら自分は歓喜したでしょう。
しかしそれはなくとも本当に読みやすくいい話でした。

セリフもう少し削れた気がします

嫌いじゃない、が最後強引ではないか、いやご都合主義か。だがそれがいい

最後に何かあるぞなにかあるぞ、こんな奇人ばっかの小説大賞で
ストーカーにハッピーエンドなんて……
あったじゃないですか！　やだー！！
イケメン補正やめろー！！！

童貞臭い。嫌いではないよこんな感じの

読むごとに続きが気になってよかった。変態の話は読み手の導入にはいいと思った。

ストーカーの「僕」にちょっと感情移入していたのに、あっというまに置いてけぼりになってしまった。
まさかの展開だったけど、この恋人たちの不健全さ（ある意味健全？）が、嫌いじゃない。

・ヤマなし
　もっと展開を見せてくれるもんだと思った。結果、なんもなかったな。
　一体どこが見所だったんだろう？
　設定がいかしきれていないっていうのも、ヤマなしの一因だったように思う。
　そして結局作者が何を言いたかったのかワカラン。
　そもそも、作者が「ストーキング」って言葉に踊らされすぎ。
　読者なんてひねくれててなんぼの存在だから、
　それが物語の中で大げさに取り上げられていれば取り上げられているほど
　「（　´_ゝ`）フーン、それそんなに大したことじゃネーヨ」って思うものよ。
・登場人物に人間味が無い
　やってることはとても人間的な気がするのにな。なんでだろう。
　なんかほんと、台詞を言わされてるだけの機械みたいに感じた。
　特に女の子の性格はとらえどころが無さ過ぎて不気味。思考回路が破綻してる。
・文章がこなれてる
　読み慣れてるけど書き慣れてないってパターンなのかな。
　表現力や独自性っていうのは感じられなかったけど、言い回しでちょいちょい、
　あー、文章に親しんでるのかなって思えるところがあった。
・矛盾
　一文が矛盾してるっていうのが結構あった。
　例えば、「夜、僕はまた眠ることが出来なかった。何故かわからないのだが、あまりの嬉しさで興奮してしまったのだろう」
　っていう所が今目に付いたんだけど、いやこれ理由わかってるんじゃんって思うんだが。
　いっそ「何故か～」の一文いらないよ。
　こういうのカットしていったらもっとすっきりすると思う。そしたら別なエピソードも挟めたんじゃなかろうか。

小説の流れ的にあまり意外性なく終わってしまったかなという感じがありました。
可愛いハッピーエンドだなあと思いました。

勃起した

話のオチをどうつけるのか、と期待していたら何も起こりませんでした。

ストーカーから始まる恋、ってのは絵空事で実際にはあり得ないですがまぁこういうのあったらロマンチックなのかもな、と思いました。
お互いストーカーしているしねぇｗ
最後、男があそばれているのがいいですね。

うーん。文章読むのが、たまに苦になる箇所がある。好みの問題だとは思いますが。