やわらかペット生活

凄い話だった。
ご飯食べながら読んでたら気分悪くなったけど、凄かった。

導入部、中盤までこの先どうなるんだろうというドキドキ感、読み応えがありました。
でもちょっとオチが弱いかも。

文は良かった

康介の心情の理解できなさがヤバイ、いい意味で
死体は康介が移動させたってことでいいのかな？

短編として、よくまとまっていると思う。

文章も内容も、レベルの高さを感じました。

作者の考えたシナリオに作中の登場人物の心理描写が追いついてないような、そんな印象を受けました。
康介はなぜその場で殺さずにこの選択肢を取ったのか、私にはわからない。
千恵からすれば死ぬよりはマシではないのか。
しかしわからないことを推察して膨らませることも小説の醍醐味だと思います。
他にない魅力を少しだけ感じました。

気まぐれで殺人を犯した最低な人間ですが
彼女なりに康介の愛する真澄のかわりになろうと必死に努力したけど
それは報われなかった
康介は康介で