White lie

話がまだ道半ばのように思える。
一人称話者の言葉づかいに一個の人間としての一貫性が乏しく、少し気になる。
一人称話者の記述に矛盾があり、気になる。（「彼の見え方によって私は言動を変わるわけではない」←そんなことないと思う）
達也の思い込みは、詳細な説明や描写を必要とするほど特殊なものだと思うが、それがなされていない。
脱字・衍字が気になる。
話の流れ自体は、頭にスッと入ってくる。

山本梓はかわいいよね。

色々と無理があるように感じた。
これといった結末がないまま終わっているように思う。

ここまで膨らみそうな設定が作れるのだから、もう少し物語を展開させるべき。残念。
あと梓が美奈子を演じるに至るまでの「覚悟」が、ちょっと弱い。
ここまで重たい嘘をつかざるをえなかったと読者に共感させる様に工夫してみるといいかも。

これで終わり？って感じだった。

梓の悲しみは伝わってきたが何かしらのしっかりした結末がほしかった。

具体的に作品を挙げろと言われると出てこないのですが、強い既視感を覚えました。